奈良の仕立て屋 和裁工房まゆ

2010年03月09日

仮絵羽のお着物をお仕立てのご注意

〜和裁工房まゆからお客様各位へ〜

仮絵羽のお着物をお仕立てのご希望のお客様へ。
仮絵羽のお着物は、その大半が絵羽ヤケしております。
程度や場所はそれぞれですが、袖・肩山の色ヤケはお仕立てで
隠す事が出来ません。当社では、トキ湯のしの段階(トキ湯のし後)にて全て、ヤケがない状態を前提にお客様に修正のお見積もりをお送りさせて頂いております。
お客様により、ヤケの感じ方・許容の範囲は異なりますが、
お仕立ての前段階で事前にご連絡させて頂く意味も込めましてお見積もりをさせて頂いております。お見積もり後、修正を行うか修正なしでお進めするかのご判断はお客様次第です。
また、修正はお仕立て後でも技術的には可能です。
当社で初めて、仮絵羽をご依頼される場合は、お見積もりで多少のご不安があろうかとは思いますが、内容と趣旨をご理解下さいませ。また、仮絵羽をトキ湯のし後でお預かりの場合は、色ヤケ等は基本的にご確認頂いているとの前提でお進めさせて頂きます。
よほどひどい場合は、事前にご確認させて頂く事もございます。
ヤケは着物の性質上、避ける事のできない事実です。
皆様のご協力とご理解をお願いします。
posted by まゆ at 18:38| 奈良 雨| Comment(39) | TrackBack(0) | 和裁工房まゆご利用に際して。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月17日

コットン生地で着物

コットン生地やリネン生地で作る着物をご提案させて頂きます。

当社の手縫いお仕立てにて、お客様のご希望の寸法に
お仕立て上げての商品です。

コットン生地やリネン(麻素材)生地でお客様の
ご指定寸法に当社の手縫い仕立てを合わせて、
お着物ファンの皆様に低価格でお楽しみ頂けます。
普段着や気軽にお着物ライフをお楽しみ頂けます。
結構、お洒落ですよ。
なにより、ご自宅で手洗い出来るのが嬉しいですね。20090917164832_img5_16.jpg
http://www.shitate.com/cathand/detail-169810.html

http://www.shitate.com/cathand/detail-169811.html

種類は少ないですが、これから順次追加して参ります。
よろしくお願いします。

posted by まゆ at 17:55| 奈良 晴れ| Comment(27) | TrackBack(0) | お仕立て・加工のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

『染め分けの着尺』

〜和裁工房まゆの一口メモ〜 vol.11

『染め分けの着尺』
小紋や紬のお洒落着にございます、反物の右側と左側が
大きく色目や柄が染め分けてある反物。
最近は結構増えてまいりました。

通常の反物(左右同じ)の場合はお仕立て方法は1通りですが、
左右の染め分けの反物はお仕立て方法が4通りございます。
仮に右側が黒色で左側が白色の反物とします。
まず、衿を黒か白かの選択が可能です。
次に、上前の衽から下前の衽まで着物を広げた時に、
黒・白・黒・白・ゥ・ぢと交互にくるように仕立てる『追いかけ』
黒・黒・白・白・ゥ・ぢと合わせる仕立て『吹き寄せ』
のいずれかを選択出来ます。
衿の選択2通りで、追いかけ・吹き寄せの選択2通りで
合計4通りのお仕立て方法がございます。
通常、ご指定がなければ衿を当社で判断し『追いかけ』にて
お進めしますが、ご依頼時にご指定頂きましても結構です。
ご指定の際には、衿をどちらにするかと、
『追いかけ』 『吹き寄せ』の何れかをご指定下さいませ。

柄の配置が決まっている、付下げや訪問着では上記内容は
ご指定出来ませんので、ご注意下さいませ。
ありがとうございました。
posted by まゆ at 11:01| 奈良 曇り| Comment(4) | TrackBack(0) | 一口メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月16日

着物の裄が長めお客様

〜和裁工房まゆの一口メモ〜 vol.10

『裄が長めお客様』

最近皆様、裄を長めにお仕立て希望されるケース
が増えてくております。
日本人の体格も年々よくなり、腕も長いお客様もおられますが、
洋服の長めの着用感覚になれている為か、腕が完全に隠れる程度に長めにご希望のお客様も増えてきております。

着物の巾は以前とさほど変わっておりません。
通常反物の巾は1尺前後です。
(cmへは38を掛けて下さいませ)
裄は袖幅プラス肩幅ですが、袖幅のご指定寸法が
9寸の場合は、縫い代を5分足しまして9寸5分の反幅が必要です。
反物により耳(織や染めが入っていない部分)を除けると
1尺ある反物でも、実際のお仕立てでは9寸5分の判断になる場合も
ございます。
おおよそ、袖幅で9寸5分以上をご指定のお客様は、ご購入時に反物の巾が耳を除けて、9寸9分は必要です。ご注意下さい。

また、袷の場合は胴裏の生地にも配慮が必要です。
胴裏も同様に、縫い代は5分とお考え下さいませ。
裏ですので、耳は余り気にしなくてもよいかもしれません。
(胴裏の耳が少し位は見えてもよい場合)
1尺は巾のある胴裏をお奨めします。
通常品の9寸8分の巾では、最大の袖幅は9寸3分位です。

お体にあった寸法のお着物を出来る限りお奨めします。
裄の長めのお客様は、ご自身の裄を把握頂き、
着物や裏生地のご購入の際には、
『巾』をご考慮頂ければ幸いです。
ありがとうございました。

 

 
タグ:着物 裄
posted by まゆ at 17:49| 奈良 曇り| Comment(1) | TrackBack(0) | 一口メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月08日

着物の衣紋を抜く。

〜和裁工房まゆの一口メモ〜 vol.8

『衣紋を抜く』

着物を着用される時に、衣紋を抜く着用方法が一般的です。
元々は、着用時に衣紋を抜いて着用されておりましたが、
衣紋を抜いての着用が一般的になると、お仕立ての段階で
衣紋を抜く事を前提になったのが、『くりこし』です。
くりこしがないと、衣紋を作る際に『抜く』というよりは
『衿をずらす』という着用イメージですが、
くりこしを作ると綺麗に衿が抜く事が出来ます。
『くりこし』とは、肩山と衿肩明きとの差の寸法です。
実際の出来上がりのお着物を測る場合は、身丈の肩から背を引いてさらに付込み(縫込み)を引いた寸法です。

標準の寸法は5分〜8分程度ですが、
ご着用方法によりご自身に合った寸法をご指定されるのが
一番よろしいかと思います。
このくりこし寸法以上に、衣紋を抜いてのご着用も可能ですが、
本来の肩山を無理やり後身頃にひっぱる事になり、
くりこしを作っている意味がなくなります。

衿を綺麗に抜いての着姿は、着物ユーザーの憧れでも
ありますが、ご自身の抜く大きさのイメージとお仕立ての際の
くりこし寸法を合わせると、より綺麗にご着用頂けるかと思います。もちろんご着用技術も必要です。
折角のオーダーのお仕立てですので、
ご自身に合った寸法でのお仕立てをお奨めします。
ありがとうございました。

posted by まゆ at 16:41| 奈良 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 一口メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月30日

八掛の裾直しについて。

〜和裁工房まゆの一口メモ〜 vol.7
『八掛の裾切れ』

お気に入りのお着物はどうしても何度もご着用されるかと
思います。袷のお着物で何度もご着用になられますと、
八掛の裾が擦り切れたり、汚れで黒くなってしまいます。
洗い張り等でお仕立て直しの際に八掛を新調されるのも良いですが、八掛をずらす方法もございます。
@八掛裾下ろし 10,500円
  胴裏との接いである部分を解いて八掛を下にずらします。
  (着物の身丈はそのままですが、縫い代が必要です)
A八掛裾切り落とし 6300円
  八掛の裾部分を着物の身丈を縮めて縫いこみます。
  (着物の身丈が短くなります)

上記の2通りの方法も考えられます。
A番は身丈が短くなりますが、わずかですので
ご着用には支障はないと思います。
少しの寸法は融通が利くのが着物の良い所です。

裾直しをされるまで、着物をご着用下さいませ。
色々な方法で、生まれ変わるのが着物の良い所です。
是非、民族衣装の奥深さを感じて下さいませ。
ありがとうございました。




posted by まゆ at 17:01| 奈良 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 一口メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月24日

『お仕立て直し』 について。

『お仕立て直し』

お手元のお着物をお仕立て直しされる方法は
部分直し・洗い張り・解き端縫い湯のしと3通りございます。
それぞれに特徴はございますが、
裄や袖丈等、一部分のみお直しをご希望の場合は『部分直し』
が最良です。寸法を変更される箇所が複数点の場合や裏生地も
交換されたい場合などは、一旦解いてのお仕立て替えとなります。
その中で、表が汚れている場合は『洗い張り』。
ほぼ新品の状態で汚れていない場合は『解き端縫い湯のし』後
お仕立ての方法も選択可能です。

寸法を大きくされる場合の注意点です。

@中に入っていた部分の生地が出る為に、色ヤケやスジが出る
 可能性がございます。(別途修正可能)
A裏生地の長さが不足する可能性がございます。
B表生地の縫込み以上は大きく出来ません。

特に、お仕立て替えの場合は裏生地が不足する場合が多いです。
せっかくお仕立て替えをされるのですから、裏生地は新調されると
気持ちよく、ご着用頂けるかと思います。
八掛の色を変えますと、今までとは異なったイメージで
ご着用頂けるかと思います。

ありがとうございました。
posted by まゆ at 17:00| 奈良 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 一口メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月17日

袖丈・裄の寸法について

〜和裁工房まゆの一口メモ〜 vol.5

『袖丈・裄の寸法』

数年ぶりにお着物を新調されてお仕立てされる場合。
以外と多いのが、袖丈や裄の寸法がバラバラのお客様。
お嫁入りの際にお作りになられた寸法や、
その後、何かのご機会に作られた寸法。
また、体型の変化に合わせて変更された寸法等々。

保管されているお着物を久しぶりに出されて、
今回の寸法を測られると、数種類の寸法が出てきて
いったいどの寸法が合っているのでしょう?!

当社をご利用頂くお客様でも、間の寸法を取って下さい。
とのご指定もございます。また、ピッタシでない寸法が増えます。
どのかのタイミングで、出来る限り寸法は合わせておいた方が、
組み合わせのバリエーションが増えて楽しいはずです。
(意図的に、季節やTPOで寸法を変えられる場合は別です)
せっかく、オーダーでお仕立てを承りますので
今のお体にジャストな寸法で、気持ちよくご着用頂きたいです。
着物の場合は、身丈や身幅はある程度、融通は利きますので
一番のポイントは、袖丈と裄です。
最近は裄も長い目をお好みのお客様が多いですので
昔に作られた着物は裄が短めの可能性もございます。
袖丈もお若い時に長い目の場合もございます。

袖丈直しや裄直しは比較的お安い価格(4200円〜6300円程度)で
承っておりますので、今ご着用になられるお着物から
今のお体やお好みのサイズでお着物ライフをお楽しみ下さいませ。

ありがとうございました。






posted by まゆ at 17:34| 奈良 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 一口メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

ネットでの当社ご利用に関して

皆様、何時も『和裁工房まゆ』をご利用頂きまして
誠にありがとうございます。

当社のネット販売は、ヤフオク分とHPにて販売しております。
本日はヤフオクをご利用時の
当社とのご連絡について、記載させて頂きます。

ヤフオクでは、落札後当社より取引ナビにて
落札者様にご連絡させて頂きます。
その中に、当社のメールアドレス等記載しておりますが、
当社では、取引ナビでのお取引ではなく、
メールでのお取引にご協力をお願いしております。

取引ナビでは、やり取りの回数制限があり、
内容が保管される期間が決まっている為、
当社の商品の性質上、メールの方がミスが未然に防げます。

皆様、ご理解とご協力をお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。


posted by まゆ at 14:19| 奈良 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 和裁工房まゆご利用に際して。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月11日

単衣仕立ての衿裏・背伏について

〜和裁工房まゆの一口メモ〜 vol.5

『衿裏・背伏について』

単衣のお着物のお仕立てを季節柄、多数承っております。
単衣のお仕立てには、衿裏と背伏が必要です。
衿裏は衿の裏に付ける生地です。
表生地が透けていない生地には通常の衿裏。
表生地が透けている生地には絽の衿裏を通常使用します。
透けていない生地でも、お客様のご希望により絽の衿裏を
使用する場合もございます。
*衿裏の長さは約6尺(約2.28M)必要です。
カット済みの衿裏付の胴裏にセットされている衿裏は
6尺なく、単衣には短いですので注意が必要です。
(袷の場合は衿先布があり、その分短いです)

背伏は、背縫い部分に使用する生地です。
背縫いの縫い代を包んで綺麗に見せる為に使用します。
単衣仕立てでは、背伏なしでもお仕立ては可能です。
背伏なしの場合は、背縫いは袋縫い(プレタ浴衣の感じ)と
なります。通常、絹物(上仕立て)には背伏を使用します。
当社では、背伏使用を前提にしておりますが、背伏なしを
ご希望のお客様は背伏なしのお仕立てとご指定下さいませ。
本当は、表生地と色目を合わせたいのですが、背伏の色種類は
あまり多くありませんので、ピタッと合う色目が難しいです。
余談ですが、糸は約300色在庫しておりますが、
背伏は15色しかございません。色の種類少ないのです。
ありがとうございました。
posted by まゆ at 17:47| 奈良 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 一口メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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